静岡の黒はんぺん

おでんには、はんぺんは欠かせない食品ですよね。

この通常のはんぺんは白色をしていますよね。

しかし、静岡では「はんぺん」と言えば黒色をしているって静岡以外に住んでいる方ご存知でしたか。

静岡県出身者が他地方で「白いはんぺん」を見ると驚くこともあるそうですよ。

他地方の白いはんぺんと区別するために便宜上「黒はんぺん」と呼称されているのだそうです。

静岡県内ほぼ全域で、消費されているこの黒はんぺんは、見た目が灰色で「D」の字型の独特な形状をしています。

鯖や鰺、鰯など、新鮮な多獲性の青魚を主原料としているため、加熱後の製品色は灰白色に仕上がるのだそうです。

黒はんぺんは、軟らかい通常の白いものよりも、骨ごと用いるため独特の口あたりで魚のうま味が強いものとなっているようです。

静岡のおでんには、必ずといっていいくらい入っているみたいですよ。